―という訳でお疲れ様でした
早苗「お疲れ様です」
椿「お疲れー」
加奈枝「お疲れ様です」
彩香「途中で重症…変わりに出たソラがそのターンで即重症…私が弱かったから… orz」
早苗「彩香さんは頑張ったと思います、それに落ち込んでいては空さんも気にしてしまいますよ」
椿「そうそう、それに生命賛歌ある間は重症も運なんだから」
早苗「そういえば椿は常に逆侵攻にまわっていながら最後まで平気でございましたね」
椿「ふふ、鍛え方が違うのよー」
彩香「むー…」
―そういえば功績点の平均も椿さんのほうが高かったですね
椿「多くの敵を相手にしなきゃいけないしねぇ、あとポジション効果にかなり助けられたわ」
加奈枝「ポジション効果に助けられたという点では、私も同様でしたね」
―そういえば加奈枝さんもほとんど逆侵攻に向かっていましたね
加奈枝「戦いを勝利で終わらせるためには大局を見て動かなければなりません、自分がやるべきことを行っただけですよ」
―その割には樹さんと2人で嬉々として激戦区へ突撃していましたが
加奈枝「私は後衛に勤めていましたよ?樹のほうが敵のと真ん中まで一直線に向かい毎回一番に囲まれていましたし」
椿「そういえば結構強かったわね、グラインドスピン」
早苗「爆発系と、周囲系の範囲攻撃は使いやすい気がいたします」
―幻楼七星光もいい感じでしたね
加奈枝「ともあれ、今回は前回に上陸した原初の吸血鬼を叩くことが出来たのが大きいですね」
彩香「まだ少し残ってる、…逃げたかはわからないけど…」
加奈枝「それらも追々打ち倒す機会があることでしょう、そして残された視肉ですが…」
彩香「…かわいい…、キモカワイイ…」
―背後的にもあれはかわいいと思う
椿「…マジ?」
早苗「多少好みが分かれそうな意匠だと思います、目玉が無ければ…」
加奈枝「いえ…論点はそこではなく、視肉の扱いで…」
―えー?あれかわいいでしょ?
椿「ごめん、私にはよくわからないわ」
彩香「ぬいぐるみで欲しい…」
加奈枝「…まぁ良いですけど…、もし制御する方向になった場合は現状に大きな変化がおきそうですね」
早苗「移動手段として使えそうですね、それと、敵組織が狙うのならば逆に待ち伏せも狙えるかと」
―視肉やマヨイガを戦力として活用できる相手は…
―ゴーストを力として取りこめる原初の吸血鬼
―百鬼夜行としてゴーストを扱える妖狐
―部下を11倍にできるナイトメアビーストのジャック
―世界結界の影響で夢の中でしか活動できないナイトメア
―…一応土蜘蛛にとっても魅力的なのでしょうかね
―制御に成功したら移動手段としてだけでなく拠点としても使えそうです
―妖獣やリビングデッドも凶暴化しなくなるというから今後のゴースト事件の解決法にも選択肢が増えるかもしれませんね
―最も地縛霊の場合は、苦しみから解放されるとは限らないようですが…
加奈枝「制御までの妨害が不安ですが、一度制御できてしまえば入り口を閉ざすことである程度のセキュリティも確保できそうですし、上手くいけば得るものは大きい筈です」
早苗「世界結界の影響が及ばず、世界結界にも影響を与えないという環境も、能力者の力を向上させる場として何かしらの利用価値がある可能性もございます」
加奈枝「どれも推測でしかないわけですが、挑戦の価値はありそうですよね」
彩香「制御成功の暁には…視肉をマスコットにしたテーマパークを…!!ぐっ」
椿「いや、そのテーマパークは流行らない気がするなー…そもそも誰から金とって運営するのよ、そのテーマパークは」