本当は去年の年末には完成させるつもりだったのだけど
年末年始に久々に徹夜混じりの忙しさになったため延び延びになっていた話です
その間に妖狐の参戦があったためそれを踏まえて最初の構想からさらに手を加えていたり
この話は早苗さんが銀誓館学園に入学する直前の、
「能力者連続殺人事件の標的になった」のシーンが途中に挟まります
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「早苗さん?」
声に意識を呼び戻された
「あ…はい」
早苗の座った向かい前にテーブルを挟んで友人の間宮・未由紀が小首を傾げている
「ぼんやりして、どうかしましたか?」
「いえ…少し、思い出していただけです」
「…?」
早苗の的を射ない回答に首を傾げながら未由紀は続ける
「それで、さっきの続きなのですが…」
未由紀は昨夜に見た予報を告げた
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