睦月「さて、毎回恒例のテスト結果です」

―ついでに各ポジションも結果も出ています
―背後の仕事の都合などなどでまったく相談に出られなかったわけですが
―無事いい点数になってよかった

睦月「テストの結果がよければ当日は迷い無く敵と戦えるね…というわけで選手の入場」

椿「さあ勝負よ！早苗！」

早苗「はい、今回の返却されたテストを持って参りました」

―二人のテスト対決、毎回恒例になってきましたなあ

睦月「なんだかいつも椿さんが何かしら敗北している気がするけれども」

―総合点で勝ってても理由をつけて打ちひしがれたりしてるよね
―ああ見えて実は完ぺき主義だったりするのだろうか

睦月「…それはともあれ二人の意気込みを」

椿「ふふふ、今回は早苗に負けた国語と数学を特に重点的に勉強したわ」

早苗「私は不得意な英語の方を」

―では前回の結果と比べて並べてみましょう

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椿
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国語　　96点 -> 97点
数学　　72点 -> 88点
理科　　84点 -> 80点
社会　　88点 -> 51点
英語　　52点 -> 29点
【テスト勉強だけは頑張る】
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早苗
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国語　　99点 -> 100点
数学　　79点 -> 77点
理科　　69点 -> 55点
社会　　76点 -> 89点
英語　　47点 -> 67点
【普段から真面目に勉強している】
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椿「にゃー！！」

早苗「Σ（ビクッ） …どうされましたか？」

椿「なんで100点なのさ！？っていうか苦手なはずの英語で点数大幅に上げないで！」

早苗「苦手なので重点的に復習を行いましたので…」

―日ごろの勉強量の差だな…

椿「…うう…今回は完敗だわ…」

早苗「その…英語と社会で大幅に点数を失っているようですが…何かあったのですか？」

―そういえばそうだ、こんなに点を落とすなんて珍しいなぁ

椿「…ヤマカンが外れた」

早苗「…ヤマカン…ですか」

椿「テスト範囲のカンが外れた…」

睦月「日ごろの勉強量の差ね」

椿「ああもう！うるさーい！そういうあんたは今回はどうなのよ！」

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睦月
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国語　　95点 -> 99点
数学　　87点 -> 55点
理科　　60点 -> 57点
社会　　57点 -> 54点
英語　　93点 -> 86点
【何もしなくても、そこそこデキる】
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睦月「ふむ…このサイコロ鉛筆もそろそろ引退かな」

―何もしなくても99点ってのは普通にすごいぞ…

早苗「それもサイコロで回答を決めていますからね…」

椿「納得いかない！？」

睦月「運命の糸の導きだよ」

―いや、運命の糸にそんな効果ないし！