彩香(黒)「(嫌そうな顔)あのね、その彩香ってのはあの子が勝手につけただけなの
私にはちゃんとオウセツっていう高貴な名前があるんだから」
――はぁ、そうですか
彩香(黒)「な…何その態度!?信じてないわね!?
これはまだ私に名前が無かった頃、桜の季節に雪が降ったことがあってね…」
――あー、そういえばオウセツさん、あなたの家族とか年齢とかを一言
彩香(黒)「さぁ、いつの間にかこの世にいたからわかんないわ
歳は…封印の期間を除けば22くらいね」
――ほー…22ねぇ…
彩香(黒)「昔はこんなチンチクリンじゃなくてもっと背が高くてスタイルも良かったの!
目が覚めたらこうなってたのよ!
あーもう、どうやったら元に戻れるのかしら…力も落ちちゃってるし」
――(はて…この設定はオフィシャルに反してしまわないだろうか…)
――そういえば普段の彩香のときはオウセツさんは何処にいるのでしょか?
彩香(黒)「居るも居ないもソレ記憶喪失モードじゃないの
あっちがイレギュラーで い ま が、本当の私」
――その割には安定しませんよね
彩香(黒)「ナイトメアの奴がなんか手を加えてるのよ、絶対部下になるもんですか
自力で封印を完全に解いてやるんだから!」
――(またなんか新設定出たぞ…)
――(つまりナイトメアに取引を持ち掛けられていて手札の一つとして記憶を封印されてるのだろうか)
――なんか収拾つかなくなりそうなんで質問タイムはここまでにして…
――ではもう寝ます、おやすみなさい
彩香(黒)「待ちなさい!私の用事がまだ…」
――さよーならぁ~(全力でダッシュ)
彩香(黒)「くっ…子供の足じゃ追い付かない…!」
彩香(黒)「まぁ良いわ…私も眠くなってきたし…
…次捕まえたときは半身を氷漬けにしてあげるものね…フフフ…」
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