睦月「さて、今回もやってまいりました二人のテスト対決」

椿「さあ、勝負よ！早苗！今回こそあんたの得意分野で勝ってみせる！」

―気合入ってるなー

早苗「はい、よろしくお願い致します」

椿「…もっとさぁ…こう、ライバルが勝負を挑んでるんだからもっとこう、さぁ！！」

早苗「…？（首をかしげる）」

椿「…いや、いいです、なんでもないです」

睦月「毎度ながら天然なのか狙った嫌がらせなのかよくわからない見事な返しに空回りね」

椿「…もし狙ってこの返しなら私泣くわ…」

早苗「…？？？（全く状況がつかめず、困った顔）」

椿「とーもーかーくっ！高校に上がって授業の種類も難易度もレベルアップ、今回は特にテスト勉強がんばったわよー」

睦月「対する早苗のほうはどんなテスト対策を？」

早苗「はい、日ごろの授業を振り返って復讐を少々」

―ではさっそく二人の点数を見比べて見ましょう

睦月「さて、毎回恒例のテスト結果です」

―ついでに各ポジションも結果も出ています
―背後の仕事の都合などなどでまったく相談に出られなかったわけですが
―無事いい点数になってよかった

睦月「テストの結果がよければ当日は迷い無く敵と戦えるね…というわけで選手の入場」

椿「さあ勝負よ！早苗！」

早苗「はい、今回の返却されたテストを持って参りました」

―二人のテスト対決、毎回恒例になってきましたなあ

睦月「なんだかいつも椿さんが何かしら敗北している気がするけれども」

―総合点で勝ってても理由をつけて打ちひしがれたりしてるよね
―ああ見えて実は完ぺき主義だったりするのだろうか

睦月「…それはともあれ二人の意気込みを」

椿「ふふふ、今回は早苗に負けた国語と数学を特に重点的に勉強したわ」

早苗「私は不得意な英語の方を」

―では前回の結果と比べて並べてみましょう

―料理で救うか…

彩香「…よし」

早苗「ならば私も」

―いや早苗さんは座っててください

彩香「…優先度が微妙…」

早苗「ならば私が…！」

―だから早苗さんは座っててください

早苗「うう…（しょんぼりした表情）」

―ええと…ほかに料理ネタできる同背後は…いないな！！

―っていうか菓子子に縁があるのが彩香くらいだ
―さて…うまく当選できるだろうか

―おいしいものをご馳走してくれると聞いて

早苗「はい」

―…おいしいものは…？

早苗「これから作ります」

―…あ、用事を思いついた！

―そういえば、今回も椿さんから早苗さんへ「運動会の結果で勝負」と言っていたような

早苗「はい、そういえばそうですね」

―玉入れと連合全体の結果だっけ

早苗「ええ、確かそのような内容だったかと…」

椿「ふふふ…既に結果はでているけど…」

―なんか凄く元気が無いぞ…